清水五条 市川屋珈琲とフレンチランチコース
京都カフェ巡りをしつつグルメを堪能するガイド本の原稿記事。店に対するコメントは最低限で、味には触れないという縛りが難しい。
→ 「京都でカフェに行くなら一緒にココ食べに行くといいよ」ってKindle本を書こうと思う - きんどうメシ
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1日目は清水寺付近にある市川屋珈琲をオススメしたい。こちらはイノダコーヒー三条店で腕を奮った市川さんが実家の陶芸工房を改装した雰囲気よし、味よしの喫茶店である。喫煙も中庭で可能ですよ。
珈琲は定番ブレンド3種類。あとはカフェオレやアイスコーヒーにジュース類と懐かしいラインナップ。わたしは市川屋ブレンドをブラック。ついで青磁ブレンドにミルク。最後に馬町ブレンドは気分で砂糖をいれたりしてました。ブレンド1杯飲むとその他はおかわり230円で飲めるので。1杯で帰るのはもったいないのです。
食の方はモーニングが特に有名。オープン当初から通っていたのですけれど、行列必至として有名になっちゃいましたね。ほかにフルーツサンドも人気。季節のフルーツで毎月新しいものを考えられているので通う楽しみもあります。
市川屋珈琲に行くならランチにはすぐ近所にあるル・ピックアシエットというフランス料理店が特にオススメ。ランチコースが千八百円、二千八百円、三八百円と3種類あるのですが特に真ん中がバランス取れてて最高です。ただ、選べるアミューズにウニのムースがあれば一番高いやつを頼んでみてほしい。
ル・ピックアシエットさんはこんなに美味しいものをたくさん出してくれていいんですか、というほどボリュームもあるので行く順番として市川屋珈琲さんでモーニングを食べて清水観光からのランチ。もしくはランチ後に清水を観光して市川屋珈琲というほうがいいかも。
ほか、近辺には京都国立博物館や妙法院、三十三間堂、豊国神社、智積院などもありますね。行ったことないのでコメントはできないのですが、神社仏閣が好きならこのエリアだけで1日は潰れます。
東山五条、七条のエリアだけで1日を過ごすんだと覚悟が決まったなら川端七条付近にあるアマゾンという喫茶店もいいですね。わたしらの知っているアマゾンよりも歴史のある普通の喫茶店。トーストが分厚いし安いし珈琲もたっぷりはいってる昭和を感じる店です。はじめて行った時は名前に惹かれてましたが、クセになる味わいがあります。
ほかにこのエリアには某雑誌で日本が世界に誇る喫茶店のうちのひとつとしてとりあげたWindy 自家焙煎 珈琲だけの店 も、珈琲を勉強しようという方はよく行くと聞きますね。しかし、珈琲だけの店ってキャッチなんですがなぜかケーキあるんですよね。
この清水五条から東山七条の近辺エリアはカフェというよりは喫茶店といいますか、カッコイイというより落ち着く系の店が多いね。ゆったりとしたエリアです。あとゲストハウスが充実しているので旅の拠点にするのはいいかもしれません。住んでる方々にとっては悩みのタネみたいですけどね。
ただ、国立博物館の催事や紅葉のシーズンは激混みになるのでその辺は外して遊びに行ったほうがいいですよ。市川屋珈琲もアマゾンもとても入れない状態になりますから。
紹介した店
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ここまでで1300字。まずまずの文量。内容はとっ散らかってるからもう数回書いてから詰めよう。